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尾瀬ガイド・檜枝岐ガイド/尾瀬檜枝岐(裏)浪漫紀行

尾瀬檜枝岐浪漫紀行の公式裏ブログです。尾瀬の事や檜枝岐の事以外にも色々と書いています。時々、心配になるような事が書いてあるかも知れませんが、そこは生温かい目で見守ってあげてください。

WAFA ウィルダネスアドバンスドファーストエイド①

救命の事 ガイドの事

尾瀬のガイドシーズンが終わりました。賑やかだった観光地は人の手を離れこれから約半年間、自然の元に帰ります。

 バックカントリーを除き、冬の尾瀬や檜枝岐のガイド業はまだまだ未開であり、活動している方も殆どおりません。

 その為、この閑散期を利用してスキルアップや勉強に時間を当てガイドとしてレベルアップを図り来シーズンに備えていきたいと思います。

 学びたい事や学ぶべき事はいくらでもありますが、まずガイドにとって一番重要な事は自分自身とお客様の安全だと思います。事故防止に努める事は何よりですが、もし万が一の事が起きてしまった場合の対応は学んでおく必要があると思います。

私達のフィールドである尾瀬で発生する事故の殆どが、木道での転倒による怪我です。昼夜を問わず救助を頼まれる事があるとすれば燧ケ岳や会津駒ヶ岳が殆どで、ヘリが飛べない日に尾瀬エリアで救助要請が来る事は殆どありません。

山岳エリアに立入らなければ重大な危険がある事故と言えば普通、落雷と落木ぐらいでしょうか。

しかし、だからと言ってお客様をご案内するガイドがその他の事故やけがに対する備えや知識を怠るわけにはいきません。

という訳で今シーズンオフはまず、野外救命に対する知識とスキルアップを図るために、一般社団法人 ウィルダネス メディカル アソシエイツ ジャパンの野外救命国際資格、ウィルダネスファーストエイドのWAFAを受講してきました。

復習を兼ねて何回かに渡りブログに残していこうと思います。

ウィルダネスファーストエイドとは

歴史的な事や成り立ちなどは省きますが、ウィルダネスファーストエイドとはウィルダネス状況下を想定した救命措置の技術です。

ウィルダネス状況下とは

医療機関での決定的処置を受けるまでに時間を要する状況で、同じ場所でも、天候、時間帯、資材などあらゆる条件でウィルダネス状況下となりえる場合があります。

尾瀬の環境

私達が活動する尾瀬では何かあればすぐに防災ヘリがやってきますが、天候などで少し視界が悪くなればこの限りではありません。(視界不良の中、涼しい顔で山肌を舐めるように尾瀬に突入していた山小屋の主人もいますが・・・)

その昔は尾瀬シーズン中に医学生たちが常駐する診療所もあったそうですが、もちろん今はありません。

 

 

天候も悪く医者もいない、こうした状況下で適切な処置を行わず、ただ天候が回復しヘリを待つのはガイドとして非常にまずいです。仮に何かしらの処置を行った場合でも、その処置が適切ではなかった場合、お客様の傷病に対するその後のリスクを高める事につながる場合もあります。

 そればかりか、ガイドに対する訴訟や賠償などにも繋がっていきます。

 このようなリスクを限りなく低くするために、私達ガイドは最低限、他の同業者が行っている基準で状況を適切に管理し、救命に対する技術や知識を身につけそれを維持していかなければなりません。

 

つづく

 

 

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 尾瀬檜枝岐浪漫紀行
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