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尾瀬ガイド・檜枝岐ガイド/尾瀬檜枝岐(裏)浪漫紀行

尾瀬檜枝岐浪漫紀行の公式裏ブログです。尾瀬の事や檜枝岐の事以外にも色々と書いています。時々、心配になるような事が書いてあるかも知れませんが、そこは生温かい目で見守ってあげてください。

会津のマッターホルン

山登り 原風景

福島県南会津郡只見町、ここは全国的な豪雪地帯で知られ毎年福島県内で檜枝岐村と積雪量1位2位を争い、その豊かな降雪と広大なブナの原生林を有する自然環境が世界的に評価され、2014年北海道・東北地方で初となるユネスコエコパークの認定を受ける運びとなった。東日本大震災と同年2011年7月の新潟・福島集中豪雨による土砂災害で運行困難となり現在復興作業中の只見線会津若松から町を横断し、山を貫き、全国第3位の貯水量を誇る田子倉ダムを経由し新潟県魚沼市小出へと線路を伸ばしている。近年はマトンとキャベツをピタパンで挟んだマトンケバブなる物をB級グルメとして売り出し中である。
そんな只見町に彼のアルプス三大北壁に数えられるマッターホルンを名乗る山があるとの情報を入手。マッターホルン(4478m)と言えば長谷川恒男による世界初アルプス三大北壁冬季単独登攀により全国的に知名度を上げた世界有数のトンガリ山である。あのトンガリフォルムに対抗する程の山が只見にあるのだろうか。これは聞き捨てならぬと勇み足で向かったのである。

 


檜枝岐から車を走らせること1時間で登山口の駐車場に到着。正面にはマッターホルン! 予想通りの小ささマッターホルンの風格は感じられず。時刻は朝7時半。車は一台も見当たらず、朝食を済ませ準備に取り掛かる。

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 会津蒲生駅の線路を渡り入山する。只見線は現在只見駅会津川口駅間が通行止の為、この区間内の線路は草が生い茂っている。

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初めは緩やかな林内を歩きすぐ尾根筋へ出る。と言っても小さな独立峰、尾根とは呼べぬかも。後ろを振り返ると早速視界が開けた。

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少し進むとゴツゴツと岩肌が剥き出しになってきた。これが会津マッターホルンたる所以か。f:id:ozeroman:20161205210755j:image

岩稜帯と林内を交互に進んでいく。斜度は徐々にキツくなってきた。途中夫婦松なる名称で二本の木が絡み合っている。この間、終始農耕機の音が聞こえ里山の雰囲気を存分に感じる事が出来た。

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山頂直下で道標が現れルートは二俣に別れている。その挑戦的なメッセージには鼻毛通し、キケン岩壁の文字が。鼻毛通しってなに

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キケン岩壁を進むと高度感のある鎖の設置されたトラバースルートが。写真じゃ分かりにくいがちょっと怖かった。

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 最後の岩壁を進むと、360度展望が開けた山頂へ

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おお!会津マッターホルン

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山頂でご飯を食べ下山開始。帰りの細尾根?から地上を見下ろすと只見川の穏やかな川面が見える。あれ、対岸の山もマッターホルンに見えてきた。

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下山道の途中、風穴が。しかし冷たい風は感じられず

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と、こんな感じで登り1時間下り40分のお手軽登山でした。しかしながら岩壁、草付き、根っこの階段、振り返ればニッポンの原風景を彷彿とさせる只見の穏やかな景色が広がり飽きさせない山でした。蒲生岳含め浅草岳、朝日岳を総称し只見三山と呼ばれる会津を代表する山岳地帯の只見にはまだまだ良い山がありそうです。

 

 

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